導入実績CASE
印字・検査
関連会社という強みを活かした印字業務で差別化を狙う
導入先:
電算紙株式会社
機種:
UV インクジェットプリンターSJ-N500
検査機 i-Focus
電算紙株式会社について
ビジネスフォームの印刷会社として発足し、約半世紀の歴史があります。また、キャンペーン用のスポット製品やダイレクトメールなどに『QR コードやシリアルナンバー』『宛名、カスタマーバーコード、地図などのパーソナルな情報』のような付加価値を付与するデータ印字では20 年以上の歴史があります。その間に培った豊富な経験と輝かしい実績で業界をリードしています。 CTC JAPAN は電算紙株式会社の関連会社となります。
CTC JAPAN のインクジェットプリンターを導入したきっかけ
インクジェットプリンター導入のきっかけは、急激に増えたプリント業務を作業員を増やさずにこなしてゆくということでした。以前はフラッシュ定着タイプのレーザービームプリンター3台体制で業務を進めていましたが、今はインクジェットプリンター1台で3台のレーザービームプリンターより高い生産性を保っています。
レーザービームプリンターに比べ、運用費が安いことも魅力のひとつです。レーザービームプリンターの場合、メンテナンス契約以外に、トナー・現像剤・感光ドラムなど多くの消耗品が必要になっていましたし、その費用は運用費のかなりの割合を占めていました。今はそんな消耗品の管理、保管からも解放されました。
CTC JAPANのインクジェットプリンターと検査機を導入して良かったこと
CTC JAPANのインクジェットプリンターを導入して一番良かったことは、印字結果の検証ができることでしだ。固定長の部分だけだが、かすれや汚れがないかなど、全レコードの印字検証が可能になりました。CTC JAPANが新しく開発した検証機はソフトの設定が速く、高速印字でも遅延なく読み取れます。可変データ検証以外に、固定画像部分の背景検査も可能であり、製品の品質保証に大きな力を発揮しています。
インクジェット導入当初は、メタハラUVで乾燥させていましが、最近LED-UV光に変更しました。LEDに変えてからは、インクの乾燥定着も以前より良くなり、消費電力が少なくなり、CO2排出並びに排気熱も低減して作業環境も良くなりました。予想外の効果もありました。プリントヘッドと乾燥させるための光源が近くなり、印字品質が向上したことです。にじみやすい上質紙などの時に特に実感します。当社はCTC JAPANの関連会社として、印字業務を行っているため、当社の要望事項を吸い上げて製品開発に生かしてくれることも大きな力になっています。